クレドカードができるまで。

こんにちわ。MAIです。
すっかり秋めいてきた今日この頃。
今日はONETOKYOのクレドカードができるまでをご紹介したいと思います。

ONETOKYOのビジョンやミッションなど、コアになる想いをより浸透させようと、ロゴ担当の松重さんがクレドカード作成のご提案をしてくれて制作に取りかかることになりました。

制作メンバーは、ディレクション松重さん、デザイナーは柏瀬さん、私。
さてどんなクレドカードができるでしょうか? 

クレドカードって?

さて、クレドカードってみなさんご存知ですか?
クレドとはラテン語で、「志」「信条」「理念」という意味。日本では一般的にマネジメント用語で使われており、企業理念や行動指針を表すものとして定着しています。
クレドカードは、クレド(企業理念)を持ち歩けるカードの形にしてまとめたもので、リッツカールトンなどが活用していることで有名です。

クレドカードイメージ

松重さんがカードの仕上がりイメージを固めてくれました。

*みんなで考えて決めたビジョン、ミッションなどをより『自分ごと化』して日常から意識できるように カバンの中や名刺入れなどに常に携帯できるカードにする。

*折りたためる形式でCONCEPT・ PHILOSOPHY ・VISION・MISSION・VALUE・WAY が全て1枚のカードに収まるような構造をイメージ。

*折りたたんだ時の裏面に各自の背番号と名前を入れられるようにすることで1枚のカードに収まるような構造をイメージ。

ONETOYO ビジョン・ミッションはこちら↓

このビジョンミッションは松重さんを中心にサロンファミリーが議論し合って決めたものになります。

CONCEPT (コンセプト)『東京から世界をひとつに』

PHILOSOPHY(もっとも大事にしたい価値観) 何事も自分ごと化し、何事も楽しむ。

VISION(目指す姿)誰もが価値を創造でき、自分や人の価値を実感できる社会を実現する。

MISSION(果たすべき使命)世界中の誰もが『主役』になれる『フィールド』を創造し続ける。

VALUE(提供価値)自分一人で解決できない あらゆる障壁を、楽しみながら乗り越えることができる。つながりや機会の提供。

WAY(行動指針)
●何事も『自分ごと化』する
●思いついたら『この指止まれ』
●自責あるお節介を
●失敗したらみんなでガッツポーズ
●全員対等、全員家族
●カオスを楽しみ、カオスを愛する
●前例や常識を疑い、自ら問い続け、新しい価値を再編集する。


デザインアイデア

松重さんディレクションの元 デザインチームでまずはデザイン案を出すことに。

今回はファミリーさんがご自分でクレドカードのデーターをプリントアウトして自分で作るのでそれも考慮しての企画になります。プリントに一番適したA4に収まるサイズ、折りたたみタイプで設計、裏面はどこで切れてもよいパターン柄で考えます。

↓まずは私案。やはりサッカーチームのクレドカードなので、サッカーのフィーメーションをイメージ。
ピッチをデザインしそこにフォーメーション風にミッションやコンセプトをレイアウト。

↓ 柏瀬さんのデザイン案。

プレイヤーのイラストと言葉を左から右へ流れるように配置し最後のシュートに最終目標を掲げるというイメージ。 形状は巻物風案もあってこれまた斬新で面白いアイデアが!

巻物案も面白いのですが、持ち歩きのことも考えると形状は今回は折りたたみタイプがよいかもねということになりました。
一番の目的はやはり「ビジョンやミッションなどの言葉周りを定着させること」になるので、 文字がすっと入ってくるように、デザインやコンセプトはシンプルな方がいいかなということになり私案のフォーメーション案で進めることになりました。

ここで松重さんからファミリーの名前と背番号を入れるスペースのデザインはユニフォームの背面風にしたらどうだろうという提案があり面白いので取り入れることに。いよいよデザインワークに入ります。

デザインアップ

フォーメーション案をベースに柏瀬さんがブラッシュアップしてくれて最初のデザインがアップ。(本業の合間に作成していただき本当に感謝です。)

↑の2パターンのデザインを作成 してくれました。
イメージにはかなり近いのですが、 WAY の文字量が多くバランスが悪いのでそこを修正。
全体的に配置も変更し、文字の大きさやアイコンの大きさの微調整をして最終的に仕上がったのが……..

↓ こちらになります。  
スッキリして文章も読みやすくなりましたね。

カード作成

次に仕上がったデザインを実際にプリントして切り取りクレドカードを作成します。
両面合わせて一つのPDFデーターにすることで 一度に両面のプリントができます。
家庭用プリンターとコンビニプリンター、それぞれでちゃんとプリントできるか確認。
表裏プリントできたら、今度はカッターで枠線に沿って切り取ります。
最後に折り線のアタリに合わせて、蛇腹に折ります。

表のユニフォームのスペースには、自分でONETOKYOの背番号と名前が書けるようになってますので、
手書きで入れたりデーターで入れてみたり、それができたら完成です。

作成例

素敵なデザインのクレドカードが出来上がりました。
普通のコピー用紙でもよいのですが、カラーペーパーを使って作るともっと素敵な仕上がりになります。
↓がカラーペーパーで作ったものになります。(奥山くんの背番号って0なんですね!?)

裏面の小紋柄もカラーペーパーにプリントするとこんな感じに↓



サロン内でデザインと作り方を共有したらファミリーの皆さんも早速作ってくれていました。

私もファミリーさん分も作ってプレゼントしたら

喜んでくれました〜〜▼▼


ONETOKYOはご存知の通り名称が変わる予定です。
しかし、ファミリーで決めたビジョン、ミッションなど、クレド(企業理念)は変わることはありません。
常に携帯することでファミリーの皆さんがクレドを意識できたらな〜と思います。

そしてこのクレドカード、さらなる企画がありそうです。

それは乞うご期待〜♪


最後に素敵なご提案してくれたロゴ担当の松重さん、そしてデザイナーの柏瀬さんとご一緒にクレドカードが作れて楽しかったです ☺️
ありがとうございました。