\ついに開講!/ONE TOKYO ACADEMIA

こんにちは、お久しぶりのしほです。

選手からの素晴らしい提案により、先日サロン内ビジネス講座が行われました。

記念すべき初回の講師は、NowDo㈱のCOOであり、これまで本田圭佑さんと数々のスポーツビジネスを手掛けてきた鈴木良介さん。

実体験を元に、スポーツビジネスだけでなくあらゆるビジネスに役立つ考え方や、人間力を底上げするような素晴らしい学びの場を提供して下さいました\(* ¨̮ *)/

最初から最後まで脳みそフル回転、そして、この講義を受けたらスポーツビジネスに興味がわく人倍増するだろうなと言うくらい本当に楽しくて、カット出来る部分なんて全くないほど充実した講義でした!

印象的だった部分だけギュッと凝縮してまとめていきたいと思います!

  1. これが本物の開拓者
  2. 溢れ出る子ども愛
  3. 人間力底上げのQ&A
  4. 企画実現の裏側
  5. 追記:プロが教える動画編集講座のお知らせ

1. これが本物の開拓者


『スポーツ×企業』でより大きなことが出来る

例1)『子供たちが大人になっても戻って来れる場所(自分達のピッチ)を作りたい』と言うビジョンのもと、海浜幕張にスポーツ施設ZOZOPARKを建設。

マンションが建つはずだった海浜幕張の暫定土地にサッカーと言うツールを使って人を呼び込むことで、その地域を知る人が増える(土地の価値を上げると言うメリットを不動産会社に提示する代わりに、無償で土地を使わせてもらう

また、ZOZOTOWN創設者の前澤友作さんに名前を買っていただくことでスポンサーになってもらう。

など、鈴木さんの並ならぬ営業力にファミリーからも称賛の声が上がりっぱなしでした!


例2)本田選手が高校時代を過ごした石川県金沢市に『子供たちのサッカー環境や地域の人達のスポーツ環境を整えたい』と言うビジョンを元に、金沢大学の土地内に人工芝グラウンドSOLTILO FIELDを建設。

当時、スポーツではなく医学部に力を入れていた金沢大学のグラウンドには草が生えており、もったいないと感じた鈴木さんは、ZOZOPARK建設の経験を元に、同じようなことが出来ないかを考えたのだそう。

しかし、国立大学は国のものであるため、文科省の許可が下りないと実現出来ないとのことでした。

そこで、当時の金沢の社会問題に目を向けた鈴木さん。

『スポーツ省や自治体は高齢者が多い→高齢者が健康でないと保険料が上がる→施設を作り高齢者の運動量を増やすことによって保険料が上がるという問題を解決する子供も大人も皆で健康になり、コミュニティが出来ることによって街自体が活性化する

以上のことを文部科学大臣にお話したそう。

話し合いを重ねた結果、金沢大学×文科省×SOLTILO㈱の合同プロジェクトが実現し、日本で初めて国立大学の中の土地で、民間企業が民間で集めたお金で施設を作ることが出来たそうです。

今までなかったものを作るのは難しいことかもしれないけど、社会の課題に目を向けると難しいことも実現出来たりする」と言う鈴木さんの言葉は、実際にZOZOPARKや金沢大学SOLTILO FIELDの建設を実現してこられた鈴木さんがおっしゃるからこそ、ものすごく説得力がありとても印象的でした。

また、ZOZOPARK建設の経験を活かして次のビジネスに繋げていくなど、得た知識や経験から次々と新しい事業を展開して行く過程もお聞きすることができ、とても良い勉強になりました。


例3)スポーツ施設は使われる時間と使われない時間があることに着目し『なんとかして終日グラウンドを稼働させたい』と言う思いから、ZOZOPARK内にインターナショナルスクールSOLTILO GSAを建設。

保育園を作り、グラウンドが使われない時間帯(平日の午前中)は園庭として子供たちが遊べる場所にする。放課後の指導のみで午前中が空いているSOLTILOのコーチ達に職を与える。

つまり、コーチもグラウンドも午前中が空いている→保育園を作ることで午前中もグラウンドを有効活用でき、コーチ達はダブルワークで収入がアップすると言う仕組みを考えたのだそう。

グラウンドの稼働率を上げると同時に、子供たちへの教育やスポーツ選手の就職支援にも力を入れるなど、問題解決の掛け算によってビジネスを構築していく鈴木さんの視野の広さと、次々と舞い降りるアイデア力にただただ感銘を受けました。

真剣に鈴木さんのお話を聞く選手たち

2. 溢れ出る子ども愛


さて、鈴木さんが本田さんと一緒に起こした最初の事業がSOLTILO㈱

これは、本田さんの「引退してからではなく現役だからこそ出来る事をしたい。現役の姿を見せながら夢を与えたい。」と言う想いを実現させるために始められたそう。

ビジネスとはいえ、サッカースクールを教育のプラットフォームとして子供たちにフィードバックをすることで素晴らしい人材を育成していくことが目的であり、子供たち(の親御さん)からは高いお金をとりたくないと言う思いがあったそうです。(素敵すぎる。。)

そうなると、他の場所でビジネスをするしかないと言うことで次に手掛けたのがNowDo㈱

NowDoでは、IT技術を使ってスポーツ選手の次のキャリアを築くために色々な事業が行われています。

最近だとトップアスリートの生の声を聴くことが出来るNowVoiceがリリースされました。沢山のアスリートの方々のお話が聞けて、面白い且つ勉強になるので、毎回更新されるのがとても楽しみです。

また、ONE TOKYOの選手たちも使っているknows(ノウズ)は、自分の運動能力を可視化することで自分の成長を見るためのもの。

「サッカーやスポーツで成功体験のない子供たちが、早い段階からスポーツをすることを諦めてしまっているのではないか」と言う思いから開発されたのだそう。

これには、ファミリーからも「子供への愛がすごい」などのコメントがあり、ほっこりしました(˶˙º̬˙˶)*॰


メモを取りながら(?)講義を聞く選手たち

3. 人間力底上げのQ&A


講義を一通り聞き終えた後は、選手から鈴木さんへの質問タイム

Q1. 本田さんと一緒に仕事をするにあたって、本田さんのビジョンはとてつもなく大きいと思うが、そのビジョンを形にしていく中でどんな段取りで進めているのか?何が一番苦労する部分か?

Q2. サッカーもやりたい、ビジネスの勉強もしたい、でも仕事もある中で、アウトプットとインプットをする時間の作り方は?

Q3. サッカーの留学会社やエージェント業に興味がある選手が多いが、それを始める時に何から始めたら良いか?

Q4. スポーツビジネスやビジネスを始めたい人達は何から始めたら良いか?

Q5. マインドを変えるためのオススメの本は?

Q6. 鈴木さんのお話の中で、誰にでも対等の関係を築くべきと言うお話があったが、現時点で鈴木さんから学ぶことはあっても、自分が与えられるものはないと思っている。スタート地点で明らかに相手との立場が対等の関係ではないと感じる時は、どう言う姿勢で学べば良いか?

etc…

とても良い質問ばかり出す選手たちと、それに期待以上の答えを返す鈴木さんに感謝感激でした(*゚O゚*)

長くなりそうなので、その中でも特に印象的だった部分だけご紹介したいと思います^^


A1. 本田は普通の人では考えられないような発想をするので、なるべく常識をぶつけるようにして、並外れすぎている部分を少しでも現実的なところまで持っていけるようにしている。

☟この後にこんな素敵なエピソードをお話して下さいました。

「自分は、サッカースクールを1校作るのでも大変だと思っていたのに、本田はSOLTILOのサッカースクールを300校作りたいと言った。自分だけだったら、20校か30校くらいしか出来なかったと思う。300を目指したから100校作ることが出来たし、それでもなおまだ200校作らないといけないんだなと意識が変わった。圧倒的な高い目標を持つことで、自分の視座を高めると言うことを本田から学んだ。」

『目標は高く』とは良く聞く言葉ですが、この言葉の意味を深く考えさせられました。

そして、ただ頭で理解するだけでなく、鈴木さんのように実際に身をもって体験することが、視座を高めながらステップアップしていく為に大切なことなんだろうなと感じました。


A6.成功している人達は人を見下したりしないので、下の人が負い目を感じない限り上の人達は逃げない

社会人になりたての全ての若者に届けたいくらいとっても素敵すぎる言葉だと思いませんか?(*´ω`*)

全ての人に対等に接する心構えは、鈴木さん自身も本田さんの謙虚な姿勢を見て刺激を受けているのだそうです。

お互いの足りない部分を補い合って、一緒に高め合っていけるまさに理想のタッグ像!・:*+.(( °ω° )).:+*.


選手からの質問以外に、ファミリーからの質問へも1つ1つ丁寧に答えて下さいました。

鈴木さんのビジネス講座(全1時間19分)はサロン内で見ることが出来ます。

気になった部分を何度も見て自分に落とし込んでいるファミリーもいるくらい、本当に記念すべき第一回目にふさわしいビジネス講座でした。ちなみに私も何度も見返しました・*・:≡( ε:)

「いつでも鈴木さんに質問を出来る立場にいるのでどんどん質問をして下さい」と言われ、とっても嬉しそうな選手たち

と言うことで、初回ビジネス講座は大好評も良いところ、絶賛の嵐でした。


4. 企画実現の裏側


そもそも事の発端ですが、ONE TOKYOの副主将でもありサロンメンバーでもある轡田葵左選手と小比賀奨選手から、下記ような投稿が☟

選手からの投稿一部抜粋

この投稿も、武井監督や乙武GMをはじめとするファミリーメンバーから絶賛の嵐でした!

さらに、ONE TOKYOの選手達の素晴らしい点は、提案するだけでなく、選手自らが鈴木良介さんにお願いをして今回の講座の実施に至ったと言うこと。

そして、頻繁にサロン内でライブ配信を行い選手とファミリーとの交流の場を作って下さっている轡田選手が、今回のビジネス講座も仕切って下さいました。事前に選手から鈴木さんへの質問を募っていたり、とてもスムーズな司会進行で、副主将としての頼もしさを感じました!

サッカーだけでなくビジネスに対しても、改めてONE TOKYOの選手達の意識の高さを感じ、さすがKeisuke Hondaが選んだ選手たち!と本当に色んな意味で今後の活動にワクワクしています。

改めて、今回このような素晴らしい学びの場を企画して下さった選手たちと、初回講師として沢山の学びを共有して下さった鈴木さん、本当にありがとうございました!⑅*⋆。˚✩.*・゚


追記

実は、ちょうどPRチームでも、コロナでサッカーが出来ない今だからこそオンラインサロンと言うコミュニティを活かして、各ファミリーのスキル紹介×ビジネス講座的なのをやろうと言うお話が出ていた頃でした。

まずは副業としてのスキルにも十分なり得る動画編集講座を、Keisuke Hondaチャンネル奥山大チャンネルを担当してらっしゃるRei Maedaさんにお願いしたところ、快く引き受けて下さりました。

そしてついに、PRチーム×オフイベ×選手の合同企画として、動画編集講座の第一回目が先日行われたのですが、、笑いありトラブルありの第一回目となりました(笑)

動画編集講座は第三回まで行う予定ですので、また違う機会に記事を更新していきたいと思います。

お楽しみに☆彡

☟新しいファミリー大歓迎です☆サロンでお待ちしております^^